積丹カヤックス野塚通信
シーカヤックガイドの積丹半島原野生活。
石を投げる人
 シーカヤックを含めた小さな船舶は、神威岬を越える際、岸寄りの水路を航行することが多いと思う。わたし自身は落石の直撃を避けるため、一番岸寄りの水路ではなく、岩礁を挟んで岸から二番目の水路を通ることにしている。おそらく漁師も同様だろう。ただ、そこには別の脅威が潜んでいる。
 それは展望台から海に向かっていきなり石を投げる観光客の存在だ。
 我々は、神威岬展望台の余別側には岩があり、観光客からは海が見えにくいことを認識しておく必要がある。また、観光客の中には海を全く見ないで石を投げる人も居るかもしれない。神威岬を漕ぐ際はもっと大回りのルートを選ぶか、あるいは石が飛んできたらパドルで打ち返す心構えで臨むか、何らかの対応が必要だ。神威岬はいろいろな意味で難所なのだ。
 さて、神威岬展望台に『航路が近いので、海に向かって石を投げないでください』などと書かれた看板が立てられたら、あなたは何を思うだろう。一部のココロナイ人のせいで景観が台無しになったと思うだろうか。ちょっと待って欲しい。神威岬で恥をかき捨てたのが、たまたまあなたではなかっただけ、とは考えられないだろうか。わたしは無粋な看板が増える原因は、これを読んでいるあなた自身にあり、同時にわたし自身にあると考える。だから皆さん、反省しましょうね。
 もちろん、我々が反省したところで、すぐに事態が改善されるわけではない。わたしはこの件を積丹観光協会の掲示板にも書いた。わたしは新たな看板の登場を望まないが、観光協会が必要と判断するのであれば、それに反対する気は全く無い。せいぜい「センスの良い看板を立ててね」と(無責任な)お願いをするくらいだ。そして、パドリングには石を打ち返すストロークを組み込むのである。
コメント
この記事へのコメント
これを読んで恐くなりました。
今年はヘルメット被ろうかな…
漕ぐ前に石を打ち返すレクチャー
宜しくお願いします。。。
2007/07/25 (水) 11:44:11 | URL | エトピリカ [編集]
エトピリカさん得意の(?)ビルジポンプで先制攻撃する手も考えられますね。あ、神威岬展望台の標高は70メートルでした。届かぬ〜。
まぁ、海を見ずに石を投げる観光客など滅多に居ませんし、わたしもルートをちょっと工夫します。ご安心ください。
2007/07/25 (水) 12:48:06 | URL | shakotankayaks [編集]
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